八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
運動療育プログラムの「アヒルの音聞き」をご紹介します。
子ども達は足を開いてしゃがみ、つま先立ちになります。
手はアヒルのくちばしとしっぽをイメージして、
口とお尻の後ろにくっつけておきます。
この「アヒル」の姿勢で、指導者が叩くタンバリンの音に合わせて動きます。
タンバリンの音が止まったら止まり、
タンバリンが鳴り出したらまた動くということを繰り返します。
しゃがみ姿勢でかかとを上げたつま先歩きを維持するには、
足の指先の踏ん張る力やバランス力が必要になります。
また、足を股関節から大きく開くことも大事になります。
この「アヒルの音聞き」が上手にできるようになると、
バランス力やリズム感が身に付くだけでなく、
抑制力や切り替え力も養われていきます。
これによって日常生活での感情のコントロールにもつながるので、
1人1人の段階に合わせながら活動していきたいと思います。
感情のコントロール方法をもっと学びたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
- ・感情のコントロール力を養う「忍者カンガルーが転んだ」で遊びます。
- ・ADHDではストレス耐性の低さや感情コントロールの弱さも特徴となります。
- ・ADHD特性で感情コントロールが難しい場合は個々に支援が必要です。