八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達は、
他人に興味関心を持てないという特徴があります。
そのため、対人関係を築くことや人とコミュニケーションをとることが
とても苦手な人がほとんどです。
療育活動の中で、他人に興味を持ち、社会性を身につけていくことが
今後の生活のためにもとても大切なことです。
こどもプラスの教室で提供している運動療育プログラムでは、
体を動かすだけでなく、頭を使って考えながら、
人と一緒に動いたり、人に意識を向けることを大切にしています。
その中から「忍者ゲーム」をご紹介します。
まず、子どもと向かい合って立ちます。
指導者は新聞紙で作った剣を持っていて、
「頭」「足」と指示を出しながら剣を振るので、
子どもは剣に当たらないように避けます。
「頭」と言った時は頭の上を剣がスイングしてくるので、
頭を抑えてしゃがんで避けます。
「足」と言った時は足元をすくうようにするので、
ジャンプして避けます。
これを連続して行ないます。
連続して行なうことで、1回跳んだらすぐに次の指示を聞く準備、
避ける準備をする必要があり、
集中力や判断力、瞬発力が養われます。
そして、相手に興味を持つことができます。
少しずつ難易度を上げたり、違うルールで遊んでみたりしながら
一緒に楽しく遊んでいきたいと思います。