今日の職員研修会では、自閉症スペクトラムでのワーキングメモリの弱さに ついての勉強会をしました。

今日は、高機能自閉症やアスペルガー症候群などの
自閉症スペクトラムで見られる、ワーキングメモリの弱さについて勉強会を行いました。

自閉症スペクトラムの人は、複数の作業を同時にこなしたり、
今ある課題を順序立ててこなしていくようなことが苦手です。
人との会話も、先を読んで想像することが苦手なので
うまくできない傾向があります。

そこで、指示の仕方には気をつけています。
暗黙のルールは通用しないので、
具体的な言葉で指示しなければいけません。
「そんなことしたら危ないでしょ!」では何をどうしたらいいのかがわからないので、
「棒を床に置きなさい。」など具体的に短く指示を出します。

わかりにくい指示を出してしまうと、指示がわからないことに子どもは
劣等感を抱いたり、自己肯定感の低下につながってしまうので、
指示の
出し方には注意して行っていきたいと思います。
ワーキングメモリは鍛えていくことができるので、子どもの様子を見ながら、
それぞれに合った方法での運動指導や学習指導をこれからも続けていきたいと
思います。

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