作成日: 2025年12月3日

事業所名:こどもプラス天神町教室

営業時間:【平日 9:00~18:00】

送迎実施の有無: 送迎あり

事業所理念

運動あそびを通してこどもたちの「発達・成長」をサポートします。
こどもたち一人ひとりの「自立」に向けた支援を行います。
こどもたちも職員も共に「成長」できる居場所を目指します。

支援方針

私たちは、こども一人ひとりが自分らしく、豊かに成長できることを大切にしています。そのために、以下の点を重視した支援を行います。

  • 「やってみたい」という意欲を育み、自信につなげます。
  • 自分で考え、主体的に行動する力を伸ばします。
  • 運動を通じて楽しみながら心身の発達を支えます。

私たちの支援の中心となるのが、脳科学に基づいた「こどもプラスの運動療育」です。この運動療育を軸として、「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域から総合的にアプローチし、お子さま一人ひとりの目標達成をサポートします。

<こどもプラスの運動療育が育む3つの力>

運動療育は、特に以下の3つの力を重点的に育み、園・学校生活や日常生活での成功体験につながるよう支援します。

1. 安定した体幹と姿勢を保つ力

様々な運動あそび、特にジャンプや体を支える動きを通じて体幹を鍛えます。これにより姿勢が安定し、長時間椅子に座って授業に集中したり、落ち着いて物事に取り組んだりする力につながります。

2. バランス感覚と身体を巧みに操る力

バランスを取る、道具を操作するなど、身体の各部位を協応させる運動は、平衡感覚や巧緻性(手先の器用さ)を養います。その結果、「文字を丁寧に書く」「ハサミや箸を上手に使う」といった、学習や日常生活で求められる細かな動作の質が向上します。

3. 空間や自分の身体を認識し、感覚を整理する力

ぶら下がる、回転するなど、多様な感覚刺激を取り入れた運動は、自分の身体の位置や周囲との距離感を把握する空間認知能力を高め、様々な感覚情報を整理する力(感覚統合)を促します。これにより、鬼ごっこやボールあそびなど集団での運動において、周りの状況を判断して動けるようになり、自信を持って集団活動に参加する意欲を引き出します。

私たちは、こうした支援を通じて、多様なこどもたちが安心して活動に取り組み、運動を好きになることで、日々の生活に自信を持って臨めるようになることを願っています。

本人支援

01健康・生活

安心・安全に過ごせる居場所の提供

障がいや特性のあるこどもたちが学校外でも安心して過ごせる居場所を提供します。放課後の時間を安全に過ごしながら、心身の安定を図り、生活リズムを整えることで、健やかな成長を支えます。

健康的な生活習慣の確立

学校生活や社会生活に必要な生活リズムやセルフケア(清潔習慣・持ち物管理・時間を意識した行動)を支援します。日々の健康チェックを通じて、安心して活動できる基盤を整えます。

社会生活に向けた自立支援

集団活動や個別課題などを通じて、実生活に即したスキルを育てます。多様な経験を重ねることで「できること」を増やし、日常生活の充実と自立につなげます。

02運動・感覚

安心して挑戦できる居場所での運動

放課後の居場所として安心できる環境の中で、柳沢運動プログラムを通して、鉄棒・跳び箱・ボール運動など年齢に応じた運動課題に取り組みます。

感覚統合を意識した支援

バランスボードなど全身運動、ボールキャッチやジャンプ動作などの活動を通じて、感覚の過敏さや不器用さを和らげ、感覚と動きの調和を促します。これにより、学校生活や日常生活における姿勢保持や集中力が安定しやすくなります。

成功体験の積み重ねと学習への波及効果

スモールステップで「できた!」を積み重ねることで自信を高め、挑戦する気持ちが育ちます。また、運動で培われた体幹・筋力・感覚の調整力は、書字姿勢の改善や衝動のコントロール、授業への集中力にもつながります。

03認知・行動

学習につながる認知の力

運動課題を通して、数の認知・空間認知・左右の理解を強化します。これにより「書字姿勢が安定する」「ノートのマスに沿って書ける」といった学習場面での力に直結します。

同時処理や見通しを持つ力の向上

「ボールを投げながら数を数える」「音に合わせてジャンプする」などの活動は、複数の課題を同時に処理する力を養います。これにより学校生活で必要な「先生の指示を聞きながらノートをとる」などの実行機能が高まります。

状況に応じて行動を調整する力

ルールのある運動あそびを通じて、衝動を抑えたり、順序立てて行動したりする力が育ちます。これらは前頭前野の働きを活性化させ、学習や日常生活の中での「考えて行動する力」へとつながります。

04言語・コミュニケーション

語彙や表現の幅を広げる

絵本やテーマ学習を通じて、ことばを理解・表現する力を育てます。

相手を意識したコミュニケーション

ディスカッションやロールプレイを取り入れ、相手の話を聞き、自分の意見を伝える練習を行います。

運動から学習への切り替えを支える時間

柳沢運動プログラムで体を動かす中で、静かな活動としてカードあそびや読み聞かせを行います。動から静への切り替えは自己コントロール力を高めるとともに、言語理解や語彙の習得に効果があります。運動後に落ち着いた環境で言語活動に取り組むことで、学習や集団生活に必要な集中力や聞く力を育てます。

05人間関係・社会性

仲間との協力や思いやりを育てる

チーム対抗の運動あそびや役割分担のある活動を通して、他者の立場を理解し、協力する力を養います。異年齢の仲間と関わることで、複数の視点を持つことも学びます。

ルールを理解し行動を調整する力

勝ち負けのあるあそびやルールの複雑なゲームを取り入れ、「悔しい気持ちを抑える」「相手を尊重する」など、社会生活に必要な行動調整力を身につけます。

集団生活や社会参加につながる力

集団活動に段階的に参加できるよう支援し、学校や地域の活動でも安心して関われるようにします。感情コントロールや実行機能の強化を通じて、社会生活に必要な協調性を育てます。

家族支援

・学校生活や家庭生活での困りごとに関する相談援助を行い、保護者の安心につなげます。
・学習や友人関係など、成長に応じた発達課題を踏まえて支援方法や関わり方を助言します。
・思春期に入る時期の子育てに伴う悩みに寄り添い、情報提供を行います。
・保護者同士の交流や支え合いの機会をつくり、家庭外にも相談できる関係性を築きます。
・将来を見据えた進路や生活設計に関する情報提供を行い、家族の見通しを持てるよう支援します。
・きょうだいへの配慮や、家族全体が安心して過ごせる環境づくりを目指します。

移行支援

・小学校から中学校、中学校から高校・特別支援学校など、進級・進学を見据えた支援を行います。
・学校や関係機関と情報を共有し、学習や生活に必要な支援方針を調整します。
・将来の進路(高等教育・就労)を見据え、本人や家族と一緒に相談・計画を進めます。
・地域での体験活動を通じて、社会生活への自立や地域参加の準備を支援します。
・家族に対しては進路や生活設計に関する相談援助を行い、将来への見通しを持てるようサポートします。

地域支援・地域連携

・学校や放課後児童クラブと連携し、学習や生活場面での支援方法や環境調整を共有します。
・特別支援学級・通級指導教室と協力し、教育と療育の一貫性を確保します。
・医療機関、発達障害者支援センター、地域生活支援拠点等と連携し、生活支援や進級・進路準備につなげます。
・必要に応じて児童相談所やこども家庭センターと情報共有し、こどもの安心・安全を守ります。

職員の質の向上

支援に関わる人材の知識・技術を高めるため以下の取り組みを行います。
・学齢期の発達課題や学習支援に関する研修に参加し、学校生活を支える専門性を高めます。
・思春期における心身の変化や行動特性への理解を深め、安心して過ごせる居場所づくりに活かします。
・将来の進路や社会参加を見据えた支援に関する研修に参加し、本人や家族への相談援助に役立てます。
・フランチャイズ本部が実施する療育・運動プログラム研修に参加し、発達段階に応じた支援の実践力を高めます。
・事業所内の勉強会や外部研修の報告を共有し、チームとして支援力を高めます。
・職員の自己研鑽を支えるため、発達支援・教育・福祉関連の図書を事業所に整備し、日常的に学び続ける環境をつくります。
・強度行動障害支援者養成研修や中核的人材養成研修を受講し、困難な支援場面や将来的なリーダー人材の育成につなげます。

主な行事等

年間を通して、季節に応じた行事を行っています。
4月
進級式
春の制作(桜、たんぽぽ等)
ファミリースポーツ大会
5月
春の遠足(動物園)
制作(母の日)
6月
ファミリー音楽会
制作(父の日)
7月
3教室合同大型バス遠足
お部屋プール開き
8月
お祭りマンボ
夏の制作(ボディペイント
等)
9月
防災の日(避難訓練週間)
秋の制作(お月見、紅葉等)
10月
ファミリースポーツ大会
ハロウィンコラボ運動遊び
11月
秋の遠足(登山)
冬の制作(雪、焼き芋等)
12月
3教室合同登山(高尾山)
クリスマスコラボ運動遊び
1月
書き初め大会
ファミリー音楽会
2月
節分コラボ運動遊び
制作(バレンタイン)
3月
卒所式
ひな祭りコラボ運動遊び
年間を通じて:誕生日会