八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
ASD、LD、ADHDなど発達障害は、先天性の脳機能障害が原因とされていますが、
生後すぐに診断がつくものではありません。
ASDでは3歳を過ぎてから、LDでは就学前後、ADHDで保育園から就学前頃には
診断されることが多いようです。
ただ、症状の程度が違ったり、他の障害と合併していたりすることもあるので
診断が難しいこともあり、注意が必要になります。
療育活動では、お子さんの特性に沿ったものを提供し、
1つ1つ確実に力をつけていけるように促していきます。
こどもプラスの教室で行なっている運動療育プログラムから、
「運転手さん」遊びをご紹介します。
子ども達は2人ペアになり、1人は床に仰向けになり、
もう1人はその子の足側に立って、押す役になります。
仰向けになった子は、足を閉じてまっすぐ伸ばし、
両手も体の横にぴったりつけて「気をつけ」の姿勢になります。
そしたら、押す役の子はその子の両足を持ち上げて、
自分のお腹にくっつけて全身の力を使って押していきます。
途中で止まってしまったり、曲がらずに進むためには、
まず、仰向けの子が全身に力を入れて、
硬いまっすぐの棒のようになることです。
また、どちらか一方でがした状態だと力がうまく伝わらないので、
なかなか進むことができません。
2人で一緒に力を入れた状態で進んでいけるように、
お互いに相手を意識しながら動くことを覚えていきます。
このようなペアの遊びで、相手を気遣う社会性や
コミュニケーション力の向上を目指します。