八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達の脳の特性には、
・相手の気持ちや場の雰囲気を察することが苦手
・物事に強いこだわりを持つ
・「もしこれがこうだったら」と臨機応変に考えることが苦手
・一度に複数のことを考えられない
・物事の優先順位を決めることが苦手
・1つに集中すると他は全く見えなくなる
などのことがあります。
この特性によって、いつもと違うことが起きたり、
やりたいことが遮られたりするとパニックやかんしゃくを
起こしてしまうことがあります。
柔軟な思考を養い、子ども達の感じているストレスや不安を
できるだけ取り除くことができるように
日々の療育活動で支援していきたいと思います。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「まねっこ遊び」をご紹介します。
指導者の言葉と動作を真似する遊びです。
指導者が「頭」「お腹」「お尻」など体の部位を言いながら
その部分を触るので、同じように言葉と動作の真似をします。
「頭」と言いながら頭を触ったら、
子ども達も「頭」と言いながら自分の頭を触ります。
その部分を触るという動きだけでなく
言葉も真似ることがポイントです。
それによって言葉の理解力や、相手の言葉を集中して聞く力も育ちます。
社会性を高めることもできる遊びなので、
リズム良く楽しく取り入れていくようにしています。