☆「家で出来る運動遊び13♫空間認知能力を養う運動①手の輪くぐり」八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラス

こどもプラス八王子

こんにちは。
八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
運動保育士の高桑です。

今回は“家で出来る運動遊び12のっそりゆっくりクマさん”で出てきた、≪空間認知能力≫を養う遊びをご紹介いたします!

≪空間認知能力とは?≫
物体がある場所、大きさ、形、物体同士の位置関係などを素早く正確に認知する力です。

◎よくつまずいて転ぶ子や歩いていて物にぶつかる子などは、きちんと見ていても物を立体的に把握することが難しいので、段差がどのくらいあるかやつまづかないためにどのくらい足を持ち上げればよいのか素早く判断することがきません。
そのために、親子で触れ合いながら体を動かし、空間認知能力を高めていきましょう^^

能力を伸ばしていくと、積み木を丁寧に積み重ねることができたり、図形や地図に興味をもつかもしれません^^
またスポーツでは、跳び箱との距離を考えて踏み切るタイミングを合わせたり、ボールの速度や落ちてくる場所を把握して場所を移動したりと発展した運動にも繋がっていきます!

【手の輪くぐり】

①お母さんお父さんは、両手で輪を作ります。最初は、輪と床との距離を近づけてください。
②子どもはその輪の中をクマさんでくぐります。
③向きを変えて、たくさん行き来しましょう。

★上手になるための伝え方☆
「お母さん(お父さん)の腕トンネルをクマさんでくぐってみよう~♪」
→手をつく位置が輪と近いと足を置く位置がありません。
簡単に教えるのだけではなく、「どこに手をつけばいいのかな?」と考えさせる声掛けを行うとよいです。

■アレンジ□
・徐々に輪と床との距離を高くしていく。
・輪の大きさを大から小へと変化させていく。
・後ろ向きでくぐる。
・速さをつける。(例:10秒で何回くぐれるかな?)
→支持力やバランス感覚が養われます。
また、どのくらいまで足を上げればよいのか、どのような体勢にすれば通れるのかなどを考えながら行うので、より空間認知能力が必要になります。

▲気を付けるポイント△
・高さや速さをつけていくと、腰がより高くなったり、輪にぶつかったりと支持力では支えきれずに、前に転倒する可能性があります。
→布団など柔らかい場所で行ったり、子どもの様子を見ながら難易度を調節してください。

さぁ。子どもだけがやるのではありませんよ?笑
大人もできる方法をお伝えします(^^)/
また、手の輪の大きさをくぐりきれない子も、新聞紙輪っかでできます^^

新聞紙を棒状にします。↓

端と端をテープでつけると、輪っかの完成(^^♪
(新聞紙2本は輪が小さすぎました・・・・汗
ので、3本~の大きさだと大人もくぐれると思います!)

子どもに新聞紙の輪を持ってもらい、高さなどの難易度を決めてもらうのも面白いです(^_-)-☆
いろいろな大きさを作って、「どれなら通れるかな?」と考えたりしてみてください。
くぐるのを怖がる子もいます。その場合は、ぬいぐるみを通して見せて、どのような動きになるか見本をみせると安心すると思います。
また、輪の先にぬいぐるみを置いて、「トンネルを通って、〇〇の所まで行こう♪」と目標物を設定すると進みやすくなります^^

高桑

<家で出来る運動遊びシリーズ>

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