情報の取捨選択が難しい発達障害では苦痛を軽減させる支援が必要です。 八王子の発達支援教室 こどもプラスの放課後等デイサービス

八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。

日常生活の中には、私達の感覚を刺激する様々な情報が溢れています。
車のエンジン音、子どもの騒ぐ声、カラフルな看板があったりする中で、
それらの全ての情報を知覚処理しようとすれば、
脳には膨大な情報がそのまま送られることになり、
メモリ不足に陥ってしまいます。

そのため、私達は無意識のうちに不必要な情報は入らないように
フィルターをかけてカットし、必要な情報だけを処理できるように
情報の取捨選択をしています。

しかし、この機能がうまく働かないのが発達障害の人達です。
フィルターがうまく働かないことで全ての情報が一度に入ってきて
しまい、脳がとても疲れてしまいます。
これは治療などによって治るものではないので、
そのことを周囲が理解して環境を調整したり、
回避できる方法を本人が身に付けていけるサポートが必要です。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「しゃがみカニ歩き」をご紹介します。
平均台の上に横向きでしゃがんで乗り、両手は顔の横でチョキにして
つま先立ちでカニ歩きをして歩いていきます。

しゃがんで横歩きをするだけでも難しい動きですが、
つま先立ちで背すじを伸ばして歩くことでかなりのバランス力と
足の指先の踏ん張り力を必要とします。
すぐにバランスを崩してしまう場合は平地で練習をしたり、
指導者が手をつないで補助をします。

この遊びではバランスをとるために全身の筋力調整をする力が
強く養われるので、普段人の話を聞く時に体を止めて聞くことが
できるようになります。
慣れてきたら、平均台の上に縄やスリッパなどの障害物を置いて、
またいでいくようなアレンジを加え、さらに強いバランス力と
腹筋や下半身の筋力も育てていきます。

集中力や抑制力も必要になるので、あまり長すぎないように
配慮しながら楽しく行なっていきたいと思います。

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お気軽にお問合せください。

 

 

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