八王子の発達支援教室　放課後等デイサービスのこどもプラスです。

ASD、ADHD、LDなどの発達障害は、先天性の脳機能障害で
投薬や治療によって完治するものではありません。
そして、治療によって短期間で劇的に症状が改善するものでもありません。

そのため、本人が努力するだけではなく、周囲にいる人が
適切な関わり方を学ぶことがとても大事になります。

子ども達が大きくなって社会に出る時、
困ることが少しでも減るように早い段階からの適切な
対処で子ども達をサポートしていくことが大切です。

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「おつかいリレー」をご紹介します。

スタートラインから少し離れた台の上に、いろいろな絵の
絵カードを置きます。
子ども達は数人で１つのチームになり、
指定された絵カードを１人ずつリレー形式で取ってきます。

例えば「プールに入る時に着る服は？」などの
お題が出されたら、その答えをチーム全員で考えます。
そして答えがわかったら一番最初の人が取りに行きます。
次の問題も同じようにみんなで考え、今度は２番目の人が取りにいきます。

こうして１人ずつ順番に行ない、チーム全員ができるだけ速く
ゴールできるように協力しながら遊びます。


リレーの順番を覚えていたり、問題を聞いて考えたり、
友達とコミュニケーションを取ったりと
なかなか難易度の高い遊びです。

難しすぎたり待ち時間が長すぎたりすると
つまらなくなってしまうので、子ども達に合わせた方法で
楽しく遊べるように工夫しています。

そして少しずつ、友達と協力して遊ぶことの楽しさを感じたり、
人とコミュニケーションを取ることの上達も
目指していきたいと思います。