発達障害での困った行動は適切な対処で改善を促せます。 八王子の発達支援教室 こどもプラスの放課後等デイサービス

八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。

発達障害を持つ子ども達の「困った行動」には、
定型発達の人には想像もつかない理由がある場合があります。
しかし、まだ障害だと気付いていない段階で
それを理解することは難しく、本人も周囲もとても
苦労をしているケースがあります。

例えば食事1つとってみても、ひどい偏食が続くと
心配したり怒りたくなってしまいますが、
強いこだわりがあったり、感覚過敏で温度や固さ、においなど
様々なことが原因になっているので、
原因に沿った対処がなければ改善することができません。

適切に対処していくことで、食べられるものが増えていくことが
多いので、焦らず対応することが大切です。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「後ろ向きクマ歩きで宝取り」を
ご紹介していきます。

まずスタートラインで、後ろ向きのクマ姿勢になります。
クマの姿勢は、四つんばいから膝とお尻を上げた姿勢です。
この後ろ向きのクマで後方に歩いていき、
途中で床に置いてある好きな色のカップを拾ったら、
立ち上がって歩いてゴールします。
拾った宝(カップ)は、指定された箱に入れます。


後ろ向きにクマ歩きをすることで、空間認知力や
手足を器用に動かす協応性、身体コントロール力などが育ちます。
また、拾った宝を入れる時に
「拾った宝と同じ色の箱に入れましょう」
「青い宝は大きい箱、赤い宝は小さい箱に入れましょう」
など、入れる箱の指定をしたり、
入れる箱は指定しなくても
「拾った宝と同じ色の物を3つ言ってから箱に入れましょう」
など指示することで、指示を覚えておく記憶力や記憶の操作力、
判断力、認識力、イメージ力なども刺激することができます。

指示の出し方や、後ろ歩きをする距離などは
子ども達1人1人の発達段階や理解度、集中力や記憶力、
言葉の発達などに合わせて提供し、
1人1人が無理なく挑戦できるようにしています。

また、今興味のあることに関連つけて行なうことも
効果的なので、いつも子ども達の様子をよく見ながら
日々の活動を楽しめるように工夫して活動していきます。

当教室へのご質問・ご見学の希望がなどがございましたら、
お気軽にお問合せください。

 

 

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