八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
学習障害の子ども達の中には「音読が苦手」な子ども達がいます。
スラスラ読めずに一文字ずつ読んだり、読み飛ばしが多い、
読めない字が多いなどの特徴が見られます。
音読をするには、文字を認識し、それを元に音に変換したり、
文節を理解して区切って読むこと、
1行目を読んだら2行目に移ることなど、
いろいろな情報処理の力が必要になります。
先天的にこれらのことが苦手な子ども達には、
理解を促すために個々への支援が必要です。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは
運動療育を主軸としていますが、言語指導にも力を入れています。
運動療育プログラムの「カップタッチワニ」をご紹介します。
まず、床に複数の色のカップをランダムに並べておきます。
子ども達はスタートラインでうつ伏せになり、
両手をバンザイのように前に出し、ワニの姿勢になります。
そして手を交互に前に出して体を引き寄せながら進み、
指示された色のカップをタッチしていきます。
「赤だけ」「バナナの色だけ」「赤と青だけ」
「黄色以外」「トマトの色は触ってはだめ」など、
いろいろな言い方で指示を出し、イメージ力や判断力、
記憶力、集中力などを養っていきます。
ワニの動きでは、腕で体を引き付ける力がつくので
鉄棒の上達にもつながります。
子ども達に合わせて工夫しながら楽しい遊びにしていきます。