八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
子どもが自分で食事量をコントロールしたり、栄養バランスを考えた
食事をすることはなかなかできません。
特に発達障害を持つ子ども達は、感覚過敏から偏食があったり、
満腹感を感じにくかったり、出された食べ物は食べきるこだわりがあったり
様々な理由から食べ過ぎてしまうことがよくことがあります。
食事量のコントロールと適度な運動で、肥満や生活習慣病を予防し、
健康な心と体を作っていくことが大切になります。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの中から「棒またぎくぐり」をご紹介します。
椅子にフープをかけて、高さのある障害物を設置します。
このフープの中にまたいで入ってフープを渡っていきますが、
足などが当たらないように気をつけながら進みます。
渡れたら、帰りはフープの中にまたいで入ったらその場でうつ伏せになり、
地面を這うように進むワニ歩きで出てきます。
慌てるとフープにひっかかって椅子が倒れてしまったりするので、
ゆっくりで良いのでフープに当たらないように進むことを大事にします。
フープに当たらないように進むためには、自分の体の見えている部分
だけでなく、見えていない後ろの脚やお尻、背中などにも意識を
行き届かせることが重要になります。
この感覚が育つと、体のバランスが崩れた時にも今自分の体が
どうなっているのかイメージが容易にできるので、
素早く体勢を立て直して転倒を防ぐことができます。
フープに当たってしまいやすい子は、フープの代わりにまっすぐの棒や
縄にして難易度を調整したりします。
できるだけ失敗経験を減らして成功体験を増やせるように、
遊びにも工夫をしながら取り入れていくようにしています。