八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
発達障害の1つである学習障害(LD)を持つ子ども達は、
特定の分野の苦手さがメインなので、早い時期から得意・不得意が
見えやすいということがあります。
苦手や失敗を減らすことももちろん大切ですが、得意なことや
好きなことの力を伸ばしていってあげることがとても重要です。
子ども達もいずれは大きくなり社会の中に出て行きます。
進学や就職などの場面では壁にぶち当たったり迷うこともありますが、
その時に自分のやりたいことや強みがあるかどうかでも違ってくるので、
将来に向けてできるだけ早い段階からの支援やサポートが大切になります。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは、子ども達の今の姿だけでなく
5年後や10年後の姿を見据えて療育支援を行なっていきます。
今日は、教室で提供している運動療育プログラムの中から
「積み木拾い」遊びをご紹介します。
複数の色や形をした積み木をたくさん床にばら撒いておきます。
1人ずつスタートラインに立ち、「赤くて丸い積み木を1つ」や
「バナナの色の積み木を1つとピーマンの色の積み木を1つ」
「先生の服と同じ色の積み木を1つ」などいろいろな言い方で
拾ってくる積み木の指示を出すので、指示された積み木を拾って戻ってきます。
指示の声に意識を集中させる集中力、相手に興味を向ける力、語意力、
イメージ力、記憶力など様々な力の発達を促すことができます。
1人1人に合わせて、指示の難易度を調整しながら遊んでいきます。
慣れてきたら、クマ歩きやカンガルージャンプで積み木を拾いにいったり、
拾った積み木をそれと同じ色の箱に入れてくる、
拾った積み木と同じ色のものを1つ言ってから戻る、
拾った積み木を背中に乗せて犬歩きで戻ってくるなど
様々なアレンジで子ども達の力を刺激していきます。
積み木以外に、カプラや他のおもちゃでも代用できるので、
いろいろな遊び方で楽しく遊んでいきたいと思います。