八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
LD(学習障害)の子ども達の中には、文章を読むのに時間がかかり
すらすら読めなくて困っている子ども達がいます。
学校の国語の授業で音読をしている時、みんなが読むペースに
ついていけなかったり、何度もつっかかる、
言葉の区切りや小さい「っ」や「ゃ」の読み方を間違えるなど、
一生懸命読んでいるのに読み間違いが多くなってしまいます。
区切りの印をつけたり線を引くなどの工夫、
カードゲームなどで遊びながら力をつけるといったように
特性に合わせた支援が大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「すり足でジャングルツアー」をご紹介します。
跳び箱や三角コーン、縄、スリッパ、フープなど
様々なものを置いてコースを作ります。
いろいろな動きができるように、横向きで進むところ、後ろ向きに進むところ、
跳び越すところ、くぐって進むところ、
足元の不安定なところなどを作るようにします。
このコースを進んでいきますが、ただ歩いていくのではなく
すり足で足音をできるだけ立てないように静かに進みます。
普通の歩き方とすり足の違いはわかりにくいことがあるので、
見本を見せながらわかりやすく伝えておきます。
すり足は普段の歩き方と違うので、身体コントロール力やバランス力、
集中力なども養うことができます。
また、障害物を意識して歩くことで空間認知力も育ちます。
子ども達に合わせたコースを作りながら、楽しく遊んでいきたいと思います。