ASDの子どもに叱ったり制止することはパニックの原因になります。 八王子の発達支援教室 こどもプラスの放課後等デイサービス
八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
小さい子どもがやってはいけないことをした時、
通常は厳しく叱ったりしますが、
ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達には
それは逆効果になってしまいます。
ただ楽しく遊んでいただけなのに、
突然訳もわからず怖い顔と声で怒鳴られたら、
どうして良いのかわからずパニックになってしまいます。
発達障害の子ども達には、定型発達の子どもとは違った対応が
必要になるので、やはり早期発見がとても大切です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「のれんくぐりクマ」をご紹介します。
鉄棒にマットをかけて、布団干しのようにした物を
2つか3つ用意して並べておきます。
子どもは、四つんばいから膝とお尻を上げて歩くクマ歩きで、
頭でマット(のれん)を押しながらくぐっていきます。
マットをくぐる時、頭のどの位置で押すかがポイントになります。
額に近い位置で押すと進みにくいですが、
頭頂部に近い部分で押すと進みやすくなります。
また、足の指先にしっかり力を入れて進むことで
地面を蹴る力が育ち、速く走れるようになります。
慣れるまでは膝をついた犬歩きでも良いですが、
少しずつ膝を上げてつま先でしっかり地面を蹴ることが
できるようにして力をつけていきます。
子ども達が自主的に遊びに参加できるように、
いろいろな工夫を取り入れながら遊んでいきたいと思います。
ほかにもクマさんに関する運動遊びを知りたい方は、こちらの遊びも参考にしてみてください。
2017年4月17日 6:00 PM |こどもプラス八王子