八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
発達障害を持つ子ども達は、その特性によって日常生活の中で
様々な不都合や困り事を抱えています。
その多くは周囲の人のサポートによって軽減させることができたり、
うまく対応していくことができるようになります。
生活の中での困り事が減り、将来的な自立につながっていくように
こどもプラスの放課後等デイサービスでは1人1人に合った
療育支援を提供していきます。
今日はこどもプラスの教室で提供している運動療育プログラムから
「伝言リレー」をご紹介します。
子ども達をグループ分けし、グループ内でさらに半分ずつになり
2箇所に分かれて並びます。
先頭の子は指導者から伝言するキーワードを聞いて覚え、
反対側にいる自分のグループの友達に走っていって伝言を伝えます。
走っている間に伝言を忘れてしまわないように
最初は単語など単純な伝言内容にします。
伝える子は、伝言が他の人に聞こえないように小さな声で
なおかつ聞いている子には聞き取れるように
はっきりと発音をすることがポイントです。
伝言を聞く側の子は、伝言に意識を集中させて聞き取ることで
集中力が養われます。
他にもルールを守って遊ぶ社会性や伝言を覚えておく記憶力など
いろいろな力を育てる遊びですが、
発達障害の特性によっては難しい場合もあるので、
子ども達に合わせたルール設定や遊び方で
無理なく楽しく取り組みながら、その子に必要な力をつけて
いけるように考えていきたいと思います。