八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
「発達支援」といいますが、そもそも発達とは体の成長、生理的機能や
運動機能、知能や情緒、社会性、これらが成熟することです。
放課後等デイサービスでの療育活動で狙うところは知能だけではなく、
社会性の部分が強くなります。
社会性という事はルールなので、遊びの中で育ててあげることが大切です。
そこで、私達の教室では運動あそびを通して子ども達の力を
効果的に引き出し、伸ばしていきます。
今日は、こどもプラスの教室で提供している運動療育プログラムから
「平均台の上から魚釣り」をご紹介します。
魚釣りに使う魚と釣竿は、事前に作って用意しておきます。
魚には磁石や洗濯ばさみなどを付けて、竿で釣れるようにしておき、
平均台の周りにばらまきます。
そして、1人ずつ平均台の上から釣竿を垂らして魚釣りをします。
平均台から落ちないようにバランスをとりながら
うまく魚釣りをするには、魚と釣竿との距離を測る空間認知力と
腕から指先までの連動が大事になります。
また、姿勢を保持しなければいけないので、
つま先の踏ん張り力やバランス力、そして集中力が強く養われます。
最初は立ったままで行ないますが、慣れてきたらしゃがんだ姿勢で
行ない、魚の位置も平均台から少しずつ離して難易度を
上げて挑戦していきます。
また、ポイント制にしてみたり友達と競争してみたりもします。
それぞれが伸ばしたい力を効果的に伸ばしていけるように
遊び方を工夫して取り入れていきたいと思います。
社会性を養える運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの運動療育も参考にしてみてください!