八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
発達障害の子ども達は、脳の使い方が定型発達の人と違っていて特徴的なため、
同じ経験をしても見方、考え方、感じ方が違ってきます。
そのために、本人はがんばっているつもりだったり、
普通のことだと思ってしたことに対して
周囲から批判されてしまうことがあります。
しかし、本人はなぜ批判されるのか全く理解ができないので、
精神的にもつらい思いをします。
そして、それが繰り返されることで不登校や引きこもりなど
二次的な症状につながってしまうこともあるので、
周囲の理解が必要になります。
子ども達が安心して生活できるように、私達も支援をしていきます。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは、運動あそびによる
運動療育を主軸とし、日常生活が送りやすくなるように支援をしています。
その運動療育プログラムの中から「なぞなぞ大縄跳び」をご紹介します。
1人ずつ大縄跳びを跳びながら、なぞなぞに答える遊びです。
縄の動きに合わせて一定のリズムでジャンプをしながら、
人の話を聞いて理解し、それに答えるという作業は子ども達には難しいことです。
最初のうちは簡単な質問を出し、少しずつ難易度を上げていきます。
また、5回くらい縄を跳んでも答えが出ない場合は
ヒントを出したり、違う問題を出します。
中には大縄跳びが苦手な子もいるので、回し手が子どものジャンプに合わせて
縄を回すことで、できるだけみんなの前で失敗しないようにしながら、
失敗体験よりも成功体験を積んでいけるようにしています。
そして、そうした成功体験を自信にかえていけるように
たくさん褒めながら、子ども達の能力を引き出し伸ばしていきたいと思います。