八王子の発達支援教室　放課後等デイサービスのこどもプラスです。

発達障害は先天的に脳機能に障害があり、
物事の捉え方や感じ方などに特徴が見られます。
ASD（自閉症スペクトラム）、ADHD、LD（学習障害）などが
ありますが、単独で現れるとは限らず、
これらの発達障害が複数重なっていることもあります。

そのため、目に見える行動だけでなくその背景にある
原因をしっかり見極める必要があります。

私達こどもプラスの放課後等デイサービスでも
1人1人に必要な支援が行き届くように心がけています。

今日は、教室で提供している運動療育プログラムから
「つなわたりの途中で積み木拾い」をご紹介します。

床に縄を置き、少しクネクネさせておきます。
縄の周りには、複数の積み木をばら撒いておきます。
そしたら、裸足で縄の上をつなわたりのように
ゆっくり歩いていきます。
縄から落ちないようにバランスをとって歩きながら、
その途中で指定された積み木を拾っていきます。

拾う積み木は、色、数、形などで指定し
記憶力や判断力を刺激していきます。
最初から難易度が高すぎるとやる気を削いでしまうので、
最初は数だけや色だけの簡単な指定をし、
慣れてきたら色と数、数と形などで指定し、
少しずつ難易度を上げながら成功体験を積んでいきます。


また、積み木を拾うために立ったりしゃがんだりすることは
スクワットのような動きで、足の指先の力や下半身の筋力アップにも
なり、頭と体を同時に使って遊ぶことができます。


縄の上を落ちないように集中して歩きながら、
指定された積み木を覚えておいて拾うという動作で、
２つのことを同時に行なう力も身に付きます。

遊びながら複数の力を身に付け、生活面で活かしていくことが
できるように運動療育活動をしています。