蛇口やドアノブを”ひねる”ことができますか?

こどもプラス八王子

皆さま こんにちは!

八王子の発達支援教室

放課後等デイサービス・児童発達支援のこどもプラス

理学療法士の阿部です。

お子さんは水道の蛇口を”ひねる“ことができますか?

ご家庭では、レバーを上下に動かすだけで水が出るタイプの蛇口を使っている方も多いと思います。

でも、こどもプラスの蛇口は捻るタイプ🚰。

実はこの”ひねる“という動作はただの生活動作に見えて、トレーニングになっているんです。

ひねる蛇口は、子どもの発達にとって小さなトレーニング

捻る動作はドアノブを回す動作とも共通していて日常生活でも大切なスキルです。

例えばどんな力が養われるのか専門的な視点も含めて紹介します!

手首の柔軟性

蛇口もドアノブも手首を内側・外側にひねる動きが必要です

ボールを投げる・縄跳び・はさみなど多くの動作の土台にもなります。

蛇口・ドアノブに合わせて掴む力

レバーとは違い蛇口やドアノブはしっかり握る必要があります。

形に合わせて指先と手のひらを使うことで握力・把持力・物をつかむ感覚が育ちます。

力の調節

力が強すぎてもびしょ濡れになるし、優しすぎても回らない。

絶妙なちょうどいい力を探る必要があります。

文字を書く時の筆圧・工作・ボタンかけなどにも必要な力です。

目と手の協応

一連の流れとして蛇口を見て→手を伸ばす→蛇口の角度に合わせて捻る

結構工程が多いんです。

パズル・積み木・キャッチボールなどにも必要な力です!

感覚統合のゲーム

滑る・冷たい・濡れてる・固いなど、様々な感覚情報をまとめて処理しながら動かしているため感覚統合にもつながります。

試行錯誤する力・自己解決力

初めての子はどこから水が出る?どうやったら水がでる?からスタートしています。試したり考えながら挑戦することで問題解決力にもつながります。

ファミレスなどのセルフで水を入れるときコップでレバーを押しながら水を出すあの動作も、考えて試して失敗もう一回やるという問題解決力になっています。

日常生活の中に最高のトレーニングがある!

ひねるという何気ない動きの中にも、様々な力がぎゅっと詰まっています。

レバー式に慣れていて捻るが苦手な子も楽しく・ゆっくり・日常の中でチャレンジしていくだけでいろんな力が育っていきます!

木登り🌳こそ究極のトレーニングだと考えている理学療法士の阿部でした!

日常の中にあるミニトレーニングを今後も紹介していきますのでお楽しみに!

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