八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
発達障害特性を持つ子ども達には、1日でも早い適切な対応が
必要です。
様子を見ようと思っているうちに1年があっという間に
過ぎてしまったという話もありますが、
子どもにとっての1年は、大人の10年ほどの大きな意味を
持つことがあります。
支援を必要としている子ども達に、必要な支援が行き渡るよう
私達も活動をしていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの中から「しりとり大縄跳び」をご紹介します。
大縄跳びを跳びながらしりとりをして遊びます。
一定のリズムでジャンプをしながらしりとりをするので、
ジャンプのリズムが崩れたりなかなか答えが出ないことがあります。
縄はゆっくり回し、答えが出なかったら一度縄をとめて、
答えを言ったらまた再開するようにしたり
ヒントを出したりしながらその子のペースで行います。
一定のリズムで跳びながらしりとりをするのは意外と難しく、
この遊びが上達すると思考の柔軟性につながります。
また、しりとりは相手がどんな言葉を言うのか予測ができないので、
その都度答えを考える前頭前野の力が必要になります。
繰り返し行なうことで、記憶を引き出す力や集中力も
強く養っていくことができます。
こうした能力が育つことで、生活面でも少しずつ効果がでてきます。
1人1人に合わせた工夫や難易度調整で、無理なく
その子のペースで力をつけていけるようにしていきます。