八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
発達障害の子ども達の中には、「噛み癖」が見られることがあります。
自分の爪や洋服の袖、鉛筆や箸、本など様々な物を噛んでしまいます。
この理由は、暇で手持ち無沙汰な時、不安を感じている時、
刺激を得るための感覚遊びとして、などがあります。
いずれにしても、物がダメになってしまったり、衛生的に良くないので
代替手段を考えたり、不安やストレスを感じていれば原因を取り除き
安心できる環境作りをするなど、適切な対処で改善していくことが大切です。
適切に対応していくことで必ず良い方向に向かっていくので、
一人一人としっかり向き合いながら支援をしていきたいと思います。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している運動療育プログラムの
中から「片足クマの通院」あそびをご紹介します。
まずは、四つんばいから膝とお尻を上げたクマの姿勢から、
片方の足を後ろに上げて片足クマの姿勢になります。
この片足クマの姿勢で、でこぼこした足場の悪い道を歩きます。
でこぼこの道は、マットの下に積み木や丸めたタオルなどの
障害物を入れて作ります。
でこぼこした不安定な足場の上を、転ばないように片足クマの姿勢で
歩いていくことで強いバランス力が育ち、毎回手をつく位置を考えながら
進む必要があるので、先を読む力や体の動きをコントロールする力も養われます。
速く進む必要はないので、転ばないように一歩一歩正確に
進むことを大事にして歩きます。
子ども達の様子や発達に合わせて、コースの長さを調節したり、
障害物で難易度を変えていきながら繰り返し遊び、
バランスの良い身体作りをしていきたいと思います。