八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
発達障害を持つ子ども達が、保育園や幼稚園、小学校など
集団生活の場に入って生活を送る中では、
対人関係面でも学習面でも様々な問題が起こってきます。
他の子ども達は教えられなくても生活の中で自然と学んでいくことも
発達障害の子ども達ではそれが難しいことが多いので、
必要なスキルやノウハウを1つ1つ丁寧に教えていくことが
必要になります。
その中で、できることやできないこと、理解しやすい方法や
パニックになりやすい状況などその子の特性を周囲が
しっかりと理解し、個々に合った療育支援を提供していくことが
とても大切になってきます。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で提供している
運動あそびプログラムの中から「合図ダッシュ」を
ご紹介します。
3~5人くらいずつでスタートラインに並び、
かけっこのスタート姿勢をとります。
そして、合図があったらゴールに向かってダッシュをし、
ゴールラインの上でピタッと止まります。
ゴールラインを走り抜けるのではなく、
ピタッと止まるのがポイントです。
慣れてきたら、スタート姿勢を体育座りやうつ伏せで
寝転んだ状態から始めてみたりします。
そうすることで、さらに合図をしっかり聞こうと集中力が育ち、
素早く体を起こす瞬発力や機敏性、柔軟性も高めることができます。
こうした運動あそびを通して、指示をよく聞くことや
ルールを守ること、他の人を意識して動くこと、
コミュニケーションの取り方など
とても多くのことを身につけていくことができるので、
それをしっかりと日常生活に活かしていけるように
サポートしていきたいと思います。