八王子の発達支援教室　放課後等デイサービスのこどもプラスです。

ASD（自閉症スペクトラム）の人は、ルーティンワークが得意です。
そのため、毎日の生活習慣や、複雑な作業であっても、
一度覚えるときっちりその通りにこなすことができます。

また、１日のスケジュールが目に見える形で決まっていると
とても安心して過ごすことができ、
だんだん「次は〇〇をするから、準備をしておこう」など
意欲的に取り組めたり、自分で考えて行動ができるようになります。

発達障害の子ども達は、適切に支援していくことで
どんどん成長していくので、日々の関わりがとても大切ですね。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「ぶら下がりジャンプ」をご紹介します。

鉄棒の前後には、直径３０センチくらいのフープを
１つずつ置いておきます。
まず後ろのフープの中に立って、両手で鉄棒を握ります。
そしたら腕を曲げて鉄棒にぶら下がり、
何回か体を前後に大きく振ってから、
タイミング良くジャンプして、前のフープの中に着地します。

腕の懸垂力や腹筋背筋などを育てる、逆上がりにつながる遊びです。
腕を曲げた状態でできるだけ長くぶら下がれるように、
体を振る回数を数えてみたり、友達と競争してみたりします。

ぶら下がる力を育てる遊びは、鉄棒がなくてもできるので、
１人１人に合わせた遊びを提供できるように
子ども達をよく観察しながら取り入れるようにしています。