八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
学校の勉強は、学年が上がるにつれて難しくなります。
小学校低学年の頃は習う内容も単純で具体的で、
理解しやすい部分がありますが、
高学年になると抽象的で難解な言葉が出てきて
自分で気付く力や高度な思考力も必要になります。
そこで、学習障害(LD)の症状が軽度で、低学年までは
何とかなってきた子ども達も苦労することが多くなります。
学習障害があると、他の子のように繰り返しやったり
努力するだけでは補いきれない部分があるので、
1人1人に応じた支援が必要になります。
今日はこどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「綱渡りで積み木拾い」をご紹介します。
まず、大縄を床に置き、少しクネクネさせます。
その周りには複数の積み木をばらまいておきます。
子どもは1人ずつ縄の上を綱渡りのように歩きながら、
指示された数の積み木を拾います。
縄から落ちないようにバランスをとりながら、
積み木を拾うために立ったりしゃがんだりするには、
足の指先に力を入れて踏ん張る力やバランスをとる腹筋背筋などが
必要になり、繰り返すことでしっかり育ちます。
数の指定の他にも色や形、順番を指定したりしながら、
少しずつ複雑な指示にも挑戦していきます。
バランス力や足の指先の踏ん張り力の他にも、
集中力、記憶力、複数のことを同時に行なう力など
日常生活に役立つ様々な力を身に付けることができる遊びです。
1人1人の集中力や興味にあわせながら、無理なく楽しく
遊んでいきたいと思います。