八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
(LD)学習障害など発達障害を持つ子ども達の中には、
文章を読む時に一文字ごと途切れるように読んだり、
単語を変なところで区切って読んでしまう、
行が変わるとどこを読んでいたかわからなくなってしまうなど、
スムーズに読めない場合があります。
原因は「単語のまとまりがわからない」「文字を目で追うのが苦手」
など子どもによって様々あります。
苦手な理由に沿って支援するために、まずは苦手な原因を見極め、
スムーズな学習や生活面の向上につなげていき、
子ども達の自信につながるようにしていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で提供している
運動療育プログラムから「川の途中でタンバリンタッチジャンプ」
をご紹介します。
2本の縄を床に並べて、幅30cmほどの川を作ります。
この川をジャンプして跳び越えますが、ジャンプの途中で
横で指導者が持っているタンバリンをタッチしてから着地します。
タンバリンを出す位置は、子どもの頭より少し高い位置に
出すようにします
また、ジャンプは両足を揃えたジャンプで行うことが大事です。
タンバリンに気をとられると足への意識が薄くなって
しまいがちなので、しっかり声掛けや見本で伝えておきます。
この遊びでは、跳び箱を跳ぶ時の空中姿勢につながる力を
育てることができます。
また、跳びながらタンバリンをタッチすることで
2つの動作を同時に行なう力も養われます。
慣れてきたら大きなジャンプで挑戦したり、
タンバリンを右だけでなく左に出したり、両側に出して
両手同時にタッチするなど、少しずつ難易度を上げたり
変化をつけながら遊んでいきます。
文字を目で追う時のスムーズな眼球運動のためにも、
運動あそびは効果的です。
全身を使いながら、そうした細かな部分もしっかりと育てていけるように
個々に合わせた療育あそびを提供していきたいと思います。