八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
運動療育プログラムの「平均台の上から魚釣り」をご紹介します。
事前に、製作の時間を使って紙の魚や釣竿を作っておきます。
そして、平均台の周りに魚をたくさんばらまき、
平均台の上で釣竿を持って魚釣りをします。
狭い足場の上で魚釣りをするには、足の指先で踏ん張る力や
落ちないようにバランスを取る力が必要になります。
平均台だと狭くて難しい場合に、は跳び箱などの安定しやすい場所から行ないます。
自分から離れた位置にある魚を、釣竿を使って釣るには
空間認知能力と身体運動をうまく組み合わせることが重要になります。
糸、釣竿、手首、腕を連動させて、魚の位置まで正確に動かします。
集中力もかなり必要になるので、最初は平均台の近くに魚を置き、
成功体験を積みながらできるように遊んでいきます。
また、魚を作るところから始めることで、より遊びに興味を持ちながら
向かうこともできます。
興味のある活動は一生懸命に取り組めるので、こんなことも意識しながら
子ども達のやる気を引き出していきたいと思います。