こんにちは。
八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
運動保育士の高桑です。
家の中で出来る柳澤運動プログラムをご紹介いたします!!
【クマさん発展運動:よ~く見てのっそりゆっくりクマさんで進もう!】
①お母さんお父さんは、両足を開きます。
②子どもはお母さんお父さんの足を踏まないように、クマに変身して歩きましょう。
③行ったり来たりして、何度も歩いてみましょう。
★上手になるための伝え方☆
「早く進むと、お母さん(お父さん)の足にぶつかっちゃう!のっそりクマさんに変身してゆっくり進もう!」
大人の足の位置を考えて、手足を動かすことによって、物体がある場所、大きさ、形、物体同士の位置関係などを素早く正確に認知する力≪空間認知能力≫が養われます。
◎よくつまずいて転ぶ子や歩いていて物にぶつかる子などは、きちんと見ていても物を立体的に把握することが難しいので、段差がどのくらいあるかやつまづかないためにどのくらい足を持ち上げればよいのか素早く判断することができません。
なので、≪空間認知能力≫を養う動きは大切です。
■アレンジ□
・お母さんお父さんは、徐々に膝を高くしたり低くしたりと難易度を変える
→どこまで足を上げればよいのかなど考えながら体を動かしていきます。
・後ろ向きに進んでいく
→足から動かすので、後方感覚も養えます。
▲気を付けるポイント△
・前のめりに転ぶ場合もあります。手の指先までしっかり伸ばせているか、足が上がっているか様子を見ながら行いましょう。
クマさんだけではなく、カエルさんやうさぎさんなどいろいろな動物に変身してやってみましょう!
うさぎさんでジャンプする時は、両足で跳ぶことを意識させてください。
跳ぶ時の足がバラバラになってしまうと、引っ掛かり転倒する可能性があります。
(足を踏まれるのではないかと、大人もちょっとドキドキします(;・∀・)笑)
→不安な場合は、子どもと正面向きになり、手を握り「1,2の3」とジャンプするタイミングを合わせるとよいです^^
また、子どもが座って、お母さんお父さんが動物に変身するのも楽しいですよ~♪
高桑
こんにちは。
八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。
運動保育士の高桑です。
家の中で出来る柳澤運動プログラムをご紹介いたします!!
【じゃんけんクマ】
①両手をパーにして開いてつき、体を支える。足は閉じてグーの体勢になる。
②かけ声とともに、両足で地面を蹴って、タイミングを合わせて自分の足の形を言いながら、ジャンケンをする。
★上手になるための伝え方☆
「クマさんは手でじゃんけんできないから、足でじゃんけんするよ(^^)/」
→お母さんお父さんは、グーチョキパーの足の形を大きく表現してみましょう!
大きく動かす見本を見せてあげると、子どもも一生懸命に体を動かし、体幹や支持力が養われます。
■アレンジ□
・「さいしょはグーーーーーー。(←ゆっくり言葉をためてから)じゃんけんぽん!(←早く!)」
→タイミングを合わせるために、相手をじっくり見て、目と目を合わせ、コミュニケーションをとることで、一緒に遊んでることを感じ楽しさを共感できます。
→グーの体勢を維持している時間が長いと、体幹や支持力がより養われます。
・予測じゃんけん:「お母さん(お父さん)に〇〇君(○○ちゃん)が勝つようにしてね」
→相手の動きを見てから、自分の形を考えて足を動かします。判断力と理解力が養われます。
難しい場合は、まずは手で予測じゃんけんをしてみてください。
手で行うことがスムーズにできたら、クマの姿勢で予測じゃんけんにチャレンジ!
▲気を付けるポイント△
・地面を蹴る際に、両腕に全体重がかかります。支えきれずに、腕が曲がり顔から転倒したり、相手と近いと顔同士ぶつかる可能性があります。
・また、楽しくなってくると地面を蹴る力が強くなり、腕で支えきれずに転倒する場合もあります。
→布団の上で行ったり、相手との距離をとりましょう。
また、3回やったら休憩など子どもと一緒にルールを決めると考える力にも繋がります。
じゃんけんに負けたら、相手の回りをクマで1周する!
などなど罰ゲームも子どもと一緒に考えて行うと、さらに楽しめますよ^^
(何度も行うと大人もキツイくて、よい運動になります(#^.^#)笑)
高桑
<家で出来る運動遊びシリーズ>
家で出来る運動遊びをシリーズでお届けしています。ほかの運動遊びを知りたい方は、ぜひチェックしてみてください!
- 次のシリーズ・第13弾はこちら
- ☆「家で出来る運動遊び13♫空間認知能力を養う運動①手の輪くぐり」
- 前のシリーズ・第11弾はこちら
- ☆「家で出来る運動遊び11♫じゃんけんクマ」