ASDの子どもにとって自由時間は苦痛な場合があります。 八王子の発達支援教室 こどもプラスの放課後等デイサービス

八王子の発達支援教室 放課後等デイサービスのこどもプラスです。

多くの子どもにとって自由時間は嬉しいものですが、
ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達にとっては苦痛だったり、
どうして良いかわからず戸惑ってしまう時間だったりします。

例えばいろいろなおもちゃのあるところで自由に遊んで良いと
言われても、何をするか決められなかったり、
学校の休み時間に何をしたら良いかわからなくて
ずっと椅子に座ったままだったり、ただ走り回ってみたりします。
もし「この迷路をしようね」と言われても、それが終わると
やることがなくなって落ち着かなくなってしまいます。

その子の興味に合わせて自由時間の過ごし方を提案したり、
たくさんの物の中から選択できない場合は2つから選べるようにしたり、
リストを作ってみるなど、その子に合った方法を考えていくことが
大切です。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「忍者ゲーム(座る・跳ぶ)」をご紹介します。

子ども達は忍者になり、数人で一列に並びます。
指導者は侍になって、新聞紙やタオルなどで作った刀を持ち、
子ども達の頭と足の部分に攻撃をします。

「頭」と言った時は頭の上をその刀でスイングするので、
子どもは刀に当たらないように両手で頭を押さえてしゃがみます。
「足」と言って刀で足元をスイングさせたら、
ジャンプして避けます。

子ども達は、「頭」なのか「足」なのかをよく聞いて
素早く動くことがポイントです。
集中力、判断力、聞く力が強く養われる遊びで、
相手に意識を向けることでコミュニケーション力も向上します。

慣れてきたら「頭」と「足」をランダムにしたり、
「足じゃない方」などと指示の出し方に工夫をし、
さらに上記の力の発達を促していきます。

このような運動あそびで体を動かしながら、相手に意識を向ける社会性や人の話を聞く力もしっかりと育てていきたいと思います。

忍者に関する運動遊びをもっと学びたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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